MLM企業は中間コスト、営業、宣伝広告費をかけず、ビジネスメンバーにその役を担ってもらう代わりに、売り上げの何パーセントかを報酬という形で還元する形式をとります。

ミーティングやパーティを開いて宣伝・勧誘をする場合も、インターネットで活動する場合も、経費や労力がかかるのですから、売り上げに貢献した個人がその貢献に対する対価を受け取れる仕組みなのです。企業側は売り上げを伸ばすために、ビジネスメンバーのモチベーションが上がるような報酬プランを考えています。

店舗で小売する場合は、卸売価格と小売価格の差が小売業者の利益となります。この場合はメーカーには商品を店に置いてもらうための営業活動、商品を知ってもらうための広報活動という負担があり、流通コストもかかります。小売業者側には、お店の維持費、設備費、人件費、在庫を抱える負担やリスクがあります。商品代にはこれらのコストが含まれていますし、私たち消費者もそれは当たり前だと思っています。

化粧品の価格は一般に原価2割、問屋卸価格4割、小売店卸価格6割が目安にされています。希望小売価格の2~3割引きで販売しても利益がでるようになっているのです。どの段階にも物流と手間がかかるわけですから、コストがかかるのは当然ですが、中間コストが5割前後というのは驚きませんか? 製品が工場から消費者の手元に届くまでには結構コストがかかるのですね。

この高コストな中間プロセスを省くことにより、メンバーに報酬として売り上げの一部を還元する仕組み、これがネットワークビジネスの基本です。